保育士が家庭訪問で聞くべきこととは?ポイントは5領域!

保育観・保育ネタ

保育士は年に一度家庭訪問を行うことが多いと思います。
県や自治体が定めている監査基準に「家庭訪問を行うこと」という項目があるケースも多いようです。

目的としては、保育士が家庭の雰囲気を実際に見ることでどのような環境で子どもが育っているのかを知ることが主な目的となります。
保護者との信頼関係の構築や、児童虐待などの発見なども重要な役割を果たしています。

しかし、保育士の中には「いつも世間話だけで終わってしまう」「何を聞いて良いのかわからない」という人もいることと思います。

何を聞いていいのか迷ったときには、保育の5領域のことを聞けばいいのです。

家庭訪問で聞くべき5領域

健康

これはまさしく、健康状態を聞けばよいのです。

・アレルギーの有無
・脱臼や熱性けいれんの経験の有無
・定期的に服用している薬はあるか
・その他の健康上留意すべき点

などです。

これはやはり最初に聞いておくべきです。

子どもの成長は健康あってのものです。しっかり確認して抑えておきましょう。

人間関係

家庭訪問において確認しておきたい「人間関係」は家庭内での人間関係です。

・子どもの養育は主にだれがしているのか
・両親の仕事の時間と、子どもと関わる質や量
・兄弟がいればどういう関係なのか
・お父さんは育児に協力的か

などです。

少し家庭に踏み入った話になるので、聞き方には十分気をつけましょう。

しかし、この情報は保育園にいるだけではあまり知ることができないものです。

家庭訪問の機会に、確認しておくとそれ意向に子どもを多面的に見ることができるようになります。

環境

家庭訪問における「環境」は実際に保育士が家の中や周囲を見ることにより得られる情報がたくさんあります。
家の中を見ると、その家庭の中で子どもがどれくらい存在を尊重されているのか知ることができます。

確認すべきポイントは

・子どもが育つのに適しているか
・衛生面はどうか
・子どものおもちゃや遊ぶ場所はあるか

などです。

一見清潔に整えられている家庭でも、子どものおもちゃが全く無く、子どもが倒してしまいそうなものがたくさん飾られていたりする場合は、もしかしたら子どもは家の中で十分に自己発揮することができていないのかもしれません。

言葉

言葉は子どもの発達においてとても重要です。

発達の遅れは言葉の遅れが最初のサインとなるケースが多いからです。

・泣き方や発語やで気になったことはないか
・定期的になる検診で指摘されたことはないか
・家ではどんなふうに泣いた話したりするのか

など確認してみましょう。
言葉については、保護者の中には気にしていて過剰に反応する方もいるので、聞き方には十分留意しましょう。

更に、言葉の遅れがみられる子どもの保護者に安易に「大丈夫ですよー」と言ってしまうとその後の本当に支援が必要なときに、「大丈夫って言ってたじゃないですか!」というトラブルの種になりかねませんので注意が必要です。

表現

家庭訪問で聞くべき「表現」は言葉が喋れる年齢の子どもなら

・家に帰って保育園の話をよくするか
・保育園に行きたがらないことはあるか

という事を確認してみましょう。

行きたがらない子の中には、ただ「園より家が好き」という子もいますが、保育園に「行きたくない何らかの要因」があるケースもあります。

このサインを見逃しておくと登園拒否につながる場合もあります。

まだしゃべれない子どもの場合は

・登園前の様子や登園後の家庭での様子

を聞いてみましょう。

過剰に嫌がったり、毎日家に帰ってから落ち着いて過ごせていないなら何か理由があるのかもしれません。

まとめ

家庭訪問で聞くべきことを5領域に分けてまとめてみました。

家庭訪問は、保護者が仕事の休みをとって貴重な時間を割いて頂いているということを忘れないようにしましょう。

保護者からのクレームや評判を気にして保護者との距離をうまく縮めれない保育士の人も多いと思います。

しかし、モンスターペアレンツや理不尽なクレームは、保護者と園との理解不足が原因であることがほとんどです。

ほとんどの場合、家庭訪問は年に1回だけしかありません。

貴重な機会ですので、なんとなく話を聞いて終わるのではなく、子どもを多面的に捉えれる視点を増やす意味合いでも、しっかりと聞くことをまとめて行うようにしましょう。

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