保育園から「子どもの発熱で迎え」連絡を受けたけど、帰ると熱が下がっててモヤモヤしている保護者に保育士から伝えたいこと

子育て

この記事では、

保育園がどうして迎えの電話をするのか

どうして迎えに行かないといけないのかを

子育て経験のある保育士が解説します。

私自身、保育士として保育園で仕事をしていると、発熱などで保護者に迎えの電話を入れることがあります。

感染症が流行している時期なら、1日2,3件かけることもよくあります。

しかし、迎えの電話をした翌日、ピンピンに元気なった子どもを連れた保護者に「帰ったら熱なかったんですけど!」「保育園の体温計壊れてるんじゃないですか!?」と嫌味たっぷりに言われたことも1度や2度ではありません・・・。

私は、保育士として10年近く働いてきながら、3人の子どもの子育て経験があるので、忙しい時期に職場に申し訳ない気持ちで急いで迎えに来ていただく保護者の気持ちもよくわかります。

保護者の気持ちもよくわかりますし、迎えの連絡を入れないといけない保育士も何度も経験しています。

そんな私が、「せっかく忙しい時に、迎え行ったら元気じゃないの!」と保育園にモヤモヤしている保護者に保育士として言いたいのは、

結論:「これは、マジで、しょうがない。」

です。

そんなんじゃ納得できない!ということで、どうしてしょうがないのか徹底的に解説していきます。

どうしてお迎えの電話をしてくるの?

子どもの発熱を甘く見ては行けない

「子どもは熱を出すもの。自然なことなんだから保育園で見てほしい。」

といった意見を耳にすることもあります。

子どもの発熱はほとんど一時的なもので、少し休んだだけで治ることがほとんどです。

しかし、そうでないケースが一定数確実にあることも事実です。

子どもの発熱は命に関わる
ということを忘れないでいただきたいです。
 
 
 

感染症を防ぐためにお迎えをお願いしています

保育士が保護者に迎えの電話を入れる基準は、園でそれぞれ決められているものですが、保育園を管轄する厚生労働省より「保育所における感染症対策ガイドライン」により指針が示されています。

ここで重要なのは、

保育園は感染症予防のためにお迎えの電話をしている

のです。

保護者の方が、「忙しいのに・・・。」「熱が出てもすぐ引くから大丈夫なのに…」という気持ちもよく分かります。

しかし、保育園は集団生活です。

  • 微熱でもすぐに薬を使用しないといけない子
  • 風邪が悪化して喘息や肺炎になりやすい子
  • 生後数ヶ月の子

といったような子が保育園にはたくさんいます。

自分の仕事と体調不良のわが子で頭がいっぱいになってしまいますが、保育士の私達としては、そういう子たちのことも一瞬でいいので思い出していただきたいと思います。

体調不良の子どもをすぐに迎えに行けない場合はどうすればよいのか

病児保育の利用を検討してみよう

この記事を読んで頂いている方の中には、「迎えに行かないと行けないのはわかってるけど、行けないんだよー!」という人も少なくないと思います。

目の前の仕事を投げ出して子どものところに行けれないときもありますよね。

一時的に子どもを預けれる身内など頼れる人がいればいいですが、そうでない場合もあります。

そんなときは、「病児保育」「病後児保育」のサービスを利用してみてはいかがでしょうか?

病児保育とは?

一般的には、子どもが病気で、親が仕事などで休めない時に親に代わって病気の子どもの保育をするというものです。

病後児保育とは?

病気は治っているけど、普段の保育園生活を送ることが難しい子どもを親に代わって保育するというものです。

しかし、病児保育・病後児保育ともに、事前登録が必須なケースや、1施設数人程度しか受け入れれない等で利用したい時に利用できないという話もよく聞きます。

最近では、ベビーシッターのように病児。病後児を自宅で保育してくれるサービスを受けれるところも出てきています。

今後も、様々な保育サービスが出てくることが予想されます。

事前に子どもが熱を出した時に、どういう対応ができるかよく調べて準備をしておく必要があるでしょう。

最後に:迎えの電話をする保育士からのお願い

保育士は子どもの最善の利益を考えて仕事をしています。

子どもの体調不良の電話を受けた保護者の方も、我が子がしんどそうにしている様子を想像して心を痛めていることと思いますが、ちょうどその時保育士もしんどそうにしている子どもを目の前にして、なにもできないもどかしさで心がいっぱいになっています。

そして、いつも迎えに来た保護者に子どもをお返ししながら、「早く元気になってね」と願いながらも「熱すぐ下がったんですけど!」と嫌味を言われないかと心配するという複雑な気持ちです。

でも、元気になったならそれでいいんです。それ以上のことはありません。

「子ども」「保護者」「保育士」みんながハッピーな気持ちで保育園生活をを過ごせるよう心から願っています。

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